2017年09月06日更新
実写 映画 銀魂

30億突破!異例の実写版大ヒット映画「銀魂」が大ヒットした理由とは

実写化映画として異例の大ヒットを記録した映画銀魂。なぜここまでヒットしたのでしょうか?銀魂がうけた4つの理由を解説したいと思います。

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映画銀魂

出典:news.ameba.jp
公開30日で興収30億円突破し、

中国での興行収入は、公開開始から僅か3日間で10億円突破するという実写化での新記録を樹立しました。

異例の大ヒットとなった映画銀魂。

なぜこれほどまでに人気となったのでしょうか。

メインキャスト

坂田銀時(小栗旬)

志村新八(菅田将暉)

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神楽(橋本環奈)

なぜ大ヒットしたのか

キャラに日本人が多い

同じく実写化した黒執事や進撃の巨人のキャラクターは主に外人です。

外人のキャラを日本人が演じるとどうしてもできの悪いコスプレ感がつよく違和感が勝り物語への没入感などが得られなくなってしまいます。

しかし、銀魂は同じく大ヒットした映画版るろうに剣心はキャラクターは日本人ばかりです。

なので題材的に実写化しても外人設定のキャラクターよりも親近感が生まれうまくストーリーに集中することが出来ます。

舞台セットの容易さ

銀魂もるろうに剣心も違いはありますが、基本的に江戸が舞台ですので

時代劇のセットをそのまま使うことが出来ます。

舞台を一からすべて制作しなくても完成度が高く、かなり大きな舞台がすでにあるので一回使ったら終わりの西洋風のセットより遥かにしっかりとしています。

また、エキストラの方達も時代劇で培った経験を活かせるのでリアルな世界観を構築することができるのです。

原作へのリスペクト

これが出来ないと実写化はまず成功しません。

なぜなら原作ファンが一番の視聴層だからです。

原作ファンが納得せず視聴しないと残るのは抜擢された俳優のファンのみになってしまいます。

坂田銀時役の小栗旬さんはウィッグを被りその上地毛を染めたそうです。

また1000年に一度の美少女として知られる橋本環奈ちゃんも事務所NG無しでゲロシーンや鼻ほじりをするなど

原作をなるべく再現するように努力しています。

監督福田雄一の理解力

監督の福田雄一は『勇者ヨシヒコシリーズ』や『HK 変態仮面』など
ゲームや漫画などを3次元化するのがとても上手い監督です。

銀魂の作者である空知英秋先生は何度も実写化の話を断りましたが、
福田雄一さんが監督をすると言うと許可を出しました。

実写化の話以前から勇者ヨシヒコシリーズなどを愛聴しており、この人なら任せられると思ったそうです。

また福田監督もなるべく原作に近づけ、それでいて映画の魅力を引き出すように努力した結果
原作ファンにも未視聴の方にも絶賛されるような映画になりました。
ここまで見てみると実写化はどれだけ原作の雰囲気を出せるか、

そしてどれだけ原作ファンに受け入れられるかがとてもう重要ということがわかりますね。

また、原作のキャラクターがやはり日本人でないとどうしてもコスプレ感が強くなってしまうので

原作の舞台と登場人物の時点で実写化の成功失敗の半分は決まっているのかもしれません

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まとめ作者