2017年09月05日更新
男同士 BL 映画

男同士のタンゴ・シーンに着目!「トム・アット・ザ・ファーム」BLを描く海外映画

映画の中で男同士のタンゴ・シーンがどんなニュアンスで描かれるか?日本でも人気の高いグザヴィエ・ドランが監督・主演した作品「トム・アット・ザ・ファーム」を観てみましょう。

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トム・アット・ザ・ファーム TOM A LA FERME

出典:www.ungrandmoment.be
【あらすじ】

グザヴィエ・ドラン監督・主演によるサイコサスペンス。トムは、交通事故で死んだ恋人・ギョームの葬儀に出席するために、彼の実家の農場に向かう。しかし、ギョームの母はトムの存在を知らず、息子の恋人はサラという女性だと思っていて…。
監督第3作「わたしはロランス」の劇場公開によって日本でも注目を集めるカナダの若き才能グザビエ・ドランが、カナダ東部ケベック州の雄大な田園地帯を背景に、閉鎖的な家族と地域を舞台に描いた心理サスペンス。恋人の男性ギョームが亡くなり悲しみに暮れるトムは、葬儀に出席するためギョームの故郷を訪れる。しかし、ギョームの母アガットはトムの存在を知らず、息子の恋人はサラという女性だと思っている。

トムの存在を唯一知るギョームの兄フランシスは、トムに恋人であることを隠すよう強要。当初は反発を覚えたトムだったが、次第にフランシスの中に亡きギョームの姿を重ねるようになり……。カナダの人気劇作家ミシェル・マルク・ブシャールが2011年に発表した同名戯曲の映画化。
引用元:eiga.com(引用元へはこちらから)

トム・監督 グザビエ・ドラン

出典:matome.naver.jp
グザヴィエ・ドラン(Xavier Dolan、1989年3月20日 )

カナダの俳優、映画監督。2013年の『トム・アット・ザ・ファーム』は第70回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、国際映画批評家連盟賞を受賞。2014年の『Mommy/マミー』は第67回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した。

経歴

カナダ・ケベック州出身。6歳の頃から子役として映画やTVドラマに出演。19歳で完成させた監督デビュー作「マイ・マザー」(2009)が、第62回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品され、若者の視点賞、C.I.C.A.E.賞、監督週間のSACD賞を受賞。続く「胸騒ぎの恋人」、「わたしはロランス」もカンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、前者で再び若者の視点賞を受賞、後者では主演女優のスザヌ・クレマンに最優秀女優賞をもたらし、カナダの俊英として脚光を浴びる。
引用元:eiga.com(引用元へはこちらから)

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ホモフォビアのフランシスにとってトムは当然憎悪の対象でしかないはずなのに、暴力をふるいながらも、彼はなぜかトムを農場に留まらせようとする……フランシスの行動は明らかに矛盾しています。 一方のトムのフランシスに対する態度も不可解。

トムをギョームの恋人と認めずやたらと暴力もふるうフランシスをトムは当然憎んでいるはずなのに、どうやら彼の中には別の感情もあるようなんです。 トムの中にあるフランシスへの「好意」がくっきりと姿を現すのが、2人が納屋でタンゴを踊るシーン。 例によって高圧的な態度で一緒に踊ることをトムに強制するフランシスと手を取り、踊り始めるトム。嫌々ながらのはずなのに、気が付けばとろけそうな表情で女性パートを踊っているトムがいる……。

作品のちょうど中間点にあるこのシーンは、トムとフランシスの中にあるお互いへのアンビバレンツな感情をビジュアルに印象付けるだけでなく、終盤への伏線としても効いています。
引用元:filmaga.filmarks.com(引用元へはこちらから)

トム・アット・ザ・ファームの結末:エンドクレジットに流れる曲の意味は

クライマックスは、倉庫の中でトムとフランシスが二人組で踊るのですが、踊るというよりも暴力的にお互いを振り回している様にも見えます。BGMもガンガンなり、とても踊るといえるものではないのです。

フランシスは、この町、待遇、家のたいする恨み辛みをすべてトムに大声でぶつけます。弟は町から出て行き、死んだ事で何もかもから自由になったけれど、自分は不自由なままだといいたげな感じです。トムは、そんなフランシスの元を去る事にします。うんざりだという捨て台詞を残して。

ラストに流れる曲は、Going To A Townという曲で、歌詞には、アメリカにはうんざりだという内容が出てきます。フランシスは、トムを送るときに来ていたのはUSAのロゴが入っていた皮ジャンです。都会に憧れこの町を出て行ったギヨーム、力でねじ伏せようとする米国にうんざりな様に、相手を飼いならそうとする人間にもうんざりしたトム。二人を対照的に描いた、映画は、すばらしい出来だったと思います。
引用元:eiga-watch.com(引用元へはこちらから)
クライマックスでフランシスの正体を知り、泣きながら追いすがるフランシスを振り切って街へ逃げ帰るトムの心境は、ルーファス・ウェインライトの名曲「ゴーイング・トゥー・ア・タウン」の歌詞に重ねられています。

しかし、夜も煌々と明るい都会に辿り着き、車窓から同じ年頃の男女がたわむれる街角を眺めた時、トムはそこに、この曲の歌詞にある「歩むべき人生」を見つけられたのでしょうか?
引用元:filmaga.filmarks.com(引用元へはこちらから)

レビュー

マミー、My mother、胸騒ぎの恋人を見てグザヴィエ・ドランの大ファンになりました。トム・アット・ザ・ファームは今までの作風とは大きく違う過激さです。どんな国でも(田舎では特に)1度でも悪い噂が立つとやり直しが難しく、孤立し、狂って犯罪者になっていく人間が居るんだと、思いました。今回も主演、監督、音楽を担当したグザヴィエ・ドラン。今世紀の天才だと私も思います。
引用元:www.amazon.co.jp(引用元へはこちらから)
サイコサスペンスとしても、愛と支配を巡る家族ドラマとしても巧みなつくり。主演俳優としてのドラン、今作では金髪コスプレで、支配される側をイキイキと演じきる。ドラン作品ではいつもなぜか作品の良し悪しと関係無く眠くなる瞬間が訪れるが、この作品では最後まで緊張感が続いた。
引用元:filmarks.com(引用元へはこちらから)
ギヨームが残した嘘をその恋人のトムが引き継ぐという物語です。簡潔に言うと。 片田舎だろうとどこの国でも同性愛者というものを受け入れてくれるのは少ない。多くの人は今時そんな事はないと信じたいだろうが、事実未だに差別は続いている。

ギヨームは家族に嘘をついていた。 自分には女性の恋人がいるという事だ。 ギヨームはその世界で生きるために嘘をついていたのだ。 最後は希望に満ちたエンドだそうですが、少し寂しい感じもありました。
引用元:www.amazon.co.jp(引用元へはこちらから)
この作品が素晴らしいのが、説明しなさすぎるとこ。誰がゲイで、とかすら説明なし。ギョームの姿すら出てこない。このゆだねる感じ、けど難解すぎたらオナニー映画。このバランスがドラン様は天才的ですね。

しかもラストも、ゆだねてるようでいて、ちゃんと伏線があるからうまく完結しているという。。。恐ろしい。 ギョームの実体がないことが不気味でありながら、兄フランシスもパートナーのトムも、ギョームの「代わり」を探してる感が強まる。兄フランシスもやっぱゲイなのでは? とにかく、努力ではどうにもならない部分の才能を改めて見せつけられる安定のドラン作品でした。超満足。
引用元:filmarks.com(引用元へはこちらから)

動画

出展:Youtube

映画『トム・アット・ザ・ファーム』予告編

完全初回生産限定版 グザヴィエ・ドラン/わたしはロランス+トム・アット・ザ・ファーム Blu-ray BOX 2015年5月2日発売 Amazonで購入する http://www.amazon.c...

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映画『トム・アット・ザ・ホーム』予告編

息の詰まるような愛のサイコ・サスペンス 2014年10月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか全国に...

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映画「トム・アット・ザ・ファーム」予告編

英語タイトル:Tom at the Farm 原題:Tom à la ferme 製作年:2013年 製作国:カナダ=フランス TIFF2013上映 ©2013 -- 8290849 Canada INC. (une filiale de ...

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