英国の厳格なパブリックスクールの寮生のガイは、表向きは優秀なエリート、しかし陰では美青年好きの同性愛者だった。その事実を知った寮生は、ガイを追い込んでいく。やがてガイは復讐を誓い共産主義に染まっていく。
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1983年モスクワ。米国人ジャーナリストがガイ・ベネットにどうして祖国イギリスを裏切り、スパイになり、ロシアに亡命したのかインタビューする。ガイはパブリック・スクールの話から始める。
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1932年夏。ガイは第一次大戦で戦死した卒業生を讃えるミサで美少年ハーコートに一目惚れする。自由主義者のガイは最終学年が始まれば自治会エリート「ゴッド」に選ばれるはずだった。ゆくゆくは外交官となり、パリ駐在大使になる輝かしい未来が約束されていた。トミーという共産主義者の親友がいた。その後、同寮の学生が同性愛の現場を舎監に目撃され、自殺する。
寮の責任者バークレイは自責の念にかられる。デラヘイは特権を活かして尊大に振る舞う。メンジーズはガイを同性愛者であるとして「ゴッド」への指名を拒否、明るいはずのガイの未来は閉ざされる。トミーの思想に感化され、特権社会の打破のために二重スパイの道を選ぶ。トミーは後にスペイン内戦の志願兵となって戦死する。
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30年代、英国パブリック・スクールの最高峰イートン校で寮生活を送る秀才ガイは、ホモセクシュアルの性癖を寮友に咎められ復讐心を燃やす。親友ジャドの共産思想に感化され、階級闘争に踏み出すと、よりアグレッシブな行動を求め、ソ連のスパイ活動へと逸脱していく。ジャドに扮するC・ファースは素晴らしいが、同性愛と左翼思想を結びつけるコミックのような単純さに、いささか呆気に取られてしまう。舞台劇の映画化で、実話を基にしているらしい。一気に見させられてしまうことは確かなのだが。
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この作品で、ルパート・エヴェレットがブレイクし、耽美好きの女性ファンを熱狂させた。表向きが上品で清らかな見えるほど、同性愛の事実が艶かしく映り、見つめ合う美青年たちにドキドキさせられる。まるで少女漫画のような世界だが、主人公のガイは、実際に起こったスパイ事件の中心として名を残した人物。もともとは舞台劇で、ガイの親友を演じたコリン・ファースは舞台ではガイ役で出演している。
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私が高校生の時─1985~1988年ぐらい頃─は、「BL」とか「腐女子」なんて言葉はなかったが、クラスメイトにまさにそういう愛好家がいて、レディースコミックを廻し読みしたり当事公開された映画「アナザー・カントリー」なんかを観に行っていたなぁ。 twitter.com/mainichi/statu…
— 器用貧乏 (@2ndbEaHKk5BKCc8) Aug 25, 2017
1982年に『アナザー・カントリー』の舞台版でデビュー。後に映画版にも出演した。また、歌手としてアルバムを出すなど活躍。
1997年、『ベスト・フレンズ・ウェディング』でジュリア・ロバーツの親友を演じ、歌声も披露して再び注目されるようになる。1999年にはプライベートでも友人であるマドンナの『2番目に幸せなこと』に出演、マドンナがドン・マクリーンの"American Pie"をカバーした主題歌ではバックコーラスとして歌っている。
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アナザー・カントリーのトミー・ジャッドってコリン・ファースだったの?!知らなかった。
— カルキ (@amorphous4) Aug 9, 2017
ルパート・エヴェレットさん初監督作品でコリン・ファース氏主演の『The Happy Prince』。お二人が演じるのはオスカー・ワイルドとその親友の作家レジナルド・ターナー。『アナザー・カントリー』の夢再び。早く観たいー!!…もちろん『聖トリ女学院』も忘れてませんけど! Sin
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— 妄想ロンドン会議 (@mosolondon) Aug 18, 2017
1995年にBBCで放映されたジェーン・オースティン原作の『高慢と偏見』のダーシー役でスターの座を確たる物にする。ヘレン・フィールディングはこのドラマのファンで、コリン・ファース扮するMr.ダーシーを元に『ブリジット・ジョーンズの日記』のマーク・ダーシーのキャラクターを作り上げたという。映画化された『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ3作でマーク・ダーシー役を演じている。
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画像は映画「予告された殺人の記録」から。
「アナザー・カントリー」のルパート・エヴェレット、アラン・ドロンの息子アントニー・ドロンの美俳優共演、全てが定まった一つの殺人がギリシャ悲劇のようでした。
長いシーンではないけれどルパートの花婿姿が素敵でした。![]()
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— Sandra Bisenco (@bisenco) Aug 22, 2017
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1981年初演のジュリアン・ミッチェル(英語版)の舞台劇およびそれを原作とする1984年のイギリスのドラマ映画。
1930年代のイングランドの全寮制のパブリックスクールを舞台に、同性愛や共産主義に傾倒していくエリート学生たちを描いている。主人公ガイ・ベネットは、実在のスパイ「ケンブリッジ・ファイヴ」のメンバーの1人だったガイ・バージェスをモデルにしている。
第37回カンヌ国際映画祭芸術貢献賞受賞。